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3分間ドラッカー【第100回】知識労働者には挑戦の機会を与えよClipped from: http://diamond.jp/articles/-/3245 |
「知識労働者の動機づけに必要なものは成果である」(『断絶の時代』)
肉体労働については、よい仕事に対するよい賃金でよい。知識労働については、すごい仕事に対するすごい報酬でなければならない。知識労働者が求めるものは、肉体労働者よりもはるかに大きい。異質でさえある。
知識労働者は生計の資だけの仕事では満足できない。彼らの意欲と自負は、知識人としての専門家のものである。
知識労働者は知識をもって何事かを成し遂げることを欲する。したがって、知識労働者には挑戦の機会を与えなければならない。知識労働者に成果を上げさせるべくマネジメントすることは、社会や経済にとってだけでなく、彼ら本人のために不可欠である。
知識労働者は、自らがなすべきことは上司ではなく知識によって、人によってではなく目的によって規定されることを要求する。
知識には上級も下級もない。関係のある知識とない知識があるだけである。したがって知識労働はチームとして組織される。仕事の論理が、仕事の中身、担当する者、期間を決める。
「有能なだけの仕事と卓越した仕事の差は大きい。そこには職人と親方の違い以上のものがある。知識労働ではこれが顕著に現われる。知識労働は一流を目指さなければならない。無難では役に立たない。このことがマネジメント上重大な意味をもつとともに、知識労働者自身にとっても重大な意味をもつ」(『断絶の時代』)
有能なだけの仕事と卓越した仕事の差は大きい
新規事業開発の視点からは、この言葉の意味合いは重いものがあると感じる。有能なだけでは新たな事業を生み出すことはできない。「卓越した」成果を上げることで、事業立ち上げは成し遂げられる。
では、「卓越した」成果を上げるために、何をなさなくてはならないか。少なくとも、自分が有能な領域だけにこもっていては、何も起こすことはできない。「卓越した」成果を上げるための第一歩は何が必要かを明らかにすること。そこには、自分が有能でない領域も必ず含まれる。それをいかに克服して、個人としての努力を積み重ねると共に、人々と共働していくかである。
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