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3分間ドラッカー【第46回】関係が変化した相互に依存する組織と知識労働者Clipped from: http://diamond.jp/articles/-/662 |
「知識社会では、従業員すなわち知識労働者が生産手段を所有する」(『未来への決断』)
働く者と組織の関係が変わった。われわれはまだ、この関係を表現するための適切な言葉を持たない。
両者の関係は、一方において知識労働者が組織のニーズを学び、他方において組織が知識労働者のニーズ、期待を学ぶという相互依存関係である。
組織は知識労働者を必要とする。それは、知識労働者が組織を必要とするよりも、はるかに必要とする。
ドラッカーは、卓越した知識労働者を必要な数だけ確保するために、知識労働についてマーケティングを行なわなければならないのは、組織のほうだという。
組織と知識労働者は互いを必要とする。この新しい関係、新しい緊張関係の存在は、もはや忠誠心は報酬だけでは得られないことを意味する。
組織は人を惹きつけ、引き止められなければならない。彼らを認め、報い、動機づけしなければならない。彼らに仕え、満足させなければならない。
組織は知識労働者に対し、その知識を生かすための最高の機会を提供することによって、初めて彼らを獲得し、確保することができる。それは景気のよしあしには関係ない。単に時代が変わったのである。組織は、そのことに早く気づくべきだという。
「あらゆる組織が人が宝と言う。ところがそれを行動で示している組織はほとんどない」(『未来への決断』)
新規事業を立ち上げるということをやると、組織が知識労働についてマーケティングを行わなければならないということを思い知らされる。正確に言うと、立ち上げる活動を進める組織化のために、知識労働についてマーケティングを行わなくてはならないということである。
当該事業を立ち上げるために必要な知識労働の内容を定義し、その能力を提供してくれる人、その組織化の意義をマネジメントに納得してもらうこと、これらすべてが知識労働のマーケティングといえる。
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