Aug 17, 2010

3分間ドラッカー【第57回】自らの成長にはベストを尽くせる環境を知ること

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3分間ドラッカー【第57回】自らの成長にはベストを尽くせる環境を知ること

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http://diamond.jp/articles/-/1333

「自らの成長のためには、自らに適した組織において、自らに適した仕事につかなければならない。そこで問題になるのは、自らの得るべきところはどこかである。この問いに答えを出すには、自らがベストを尽くせるのは、いかなる環境かを知らなければならない」(『非営利組織の経営』)

 大きな組織のほうが仕事ができるか、小さな組織のほうができるかはわからない。人と一緒に仕事をするほうがよいか、1人のほうがよいか。不安定な状況のほうがよいか、その逆か。時間の重圧があったほうがよいか、ないほうがよいか。迅速に決定するほうか、しばらく寝かせないとだめなほうか。

 われわれは気質や個性を軽んじがちである。だがドラッカーは、気質や個性は訓練によって容易に変えられるものでないだけに、重視し、明確に理解することが必要だという。

 得るべきところはどこかを考えた結果が、今働いているところではないということであるならば、次に問うべきは、それはなぜかである。

 組織の価値観になじめないからか、組織が堕落しているからか。もしそうであるならば、人は確実にだめになる。自らが価値ありとするところで働くのでなければ、人は自らを疑い、自らを軽く見るようになる。

 「自らがところを得ていないとき、あるいは組織が腐っているときには、辞めることが正しい選択である。出世はたいした問題ではない」(『非営利組織の経営』)



今回は自分自身のことについて触れたいと思う。

>自らがベストを尽くせるのは、いかなる環境かを知らなければならない

最近になって、やっと、この問いに対する解答が明確になってきたと思うのである。いや、前からはっきりしていたのだが、あれこれ理由をつけて、自分が認めたくなかった、そういう自分はいけないのだと思う自分がいたという方が正しいのだろう。

自らがところを得ていないとき、あるいは組織が腐っているときには、辞めることが正しい選択である

一方、私はこの主張をうのみにすることは勧めない。ドラッカー博士のレベルとは言わずとも、そこまで自己認識がきちんとしている人間であれば、堂々と勇気を持って決断すべきである。では、そうでない人間はどうすべきか。じっと耐える。その中から、自分に足りないものは何か。自分に足りなくて、周囲の者が持っているものはなにか。なぜ、周囲はそう言っているのか。それはいかなるバックグラウンドに根ざしたものか。

自分がところを得ていないと思う時にこんな問いをすることなど、誰ができるのだ。かくいう私自身も、それができなくて苦労した。だからこそ、それを心がける努力の価値を訴えたいのだ。

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