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3分間ドラッカー【第105回】流通チャネルや消費者行動を変えるeコマースClipped from: http://diamond.jp/articles/-/6498 |
「何がeコマースに乗り、何が乗らないかはわからない。流通チャネルとはそういうものである」(『ネクスト・ソサエティ』)
地元の食品店からスーパーへという流通チャネルの転換についても、それが与えるインパクトの中身は、なかなか明らかにならなかった。
流通チャネルの変化は、誰が顧客かを変える。顧客がどのように買うかだけでなく、何を買うかを変える。消費者行動を変え、貯蓄パターンを変え、産業構造を変える。ひと言でいえば、流通チャネルの変化は経済全体を変える。
ドラッカーは、まもなくeコマースが従来型のグローバル企業を駆逐すると言う。
eコマースによる生産、サービス、修理、保全には、今日のものとは異質の組織を必要とする。異質の思考、異質の事業の定義、異質のトップマネジメントを必要とする。
今日、ほとんどの事業において、配達は後方支援業務としての日常業務の一つにすぎない。問題が起こらない限り、定型の業務にすぎない。
ところがeコマースでは、配達が差別化の最大の武器になる。決定的に重要なコアコンピタンスとなる。
「これまでの企業活動では販売は生産の僕だった。生産されたものを売らせてもらっていた。そのためのコストセンターだった。これに対しeコマースでは、販売は配達できるものは何でも売る」(『ネクスト・ソサエティ』)
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eコマースが流通チャネル、消費者行動を変えてきたという事実に異論を唱える者はもはやいないと言ってもよいだろう。
だが、これまで起こってきた変化は先進国での変化だけであった。
これに新興国という変数が加わったら何が起こるのだろうか。
実は、大変チャレンジングな課題であると痛感させられるミーティングを今週持った。某新興国から一時帰国している駐在員とディスカッションしたのだが、先進国の常識でものを考えるから、あなたはそう言うのです....と打ちのめされることがいくつもあった。
新興国という変数が何をもたらすか。今後のチャレンジ課題である。
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