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3分間ドラッカー【第109回】社会が消滅を許す唯一の組織が企業であるClipped from: http://diamond.jp/articles/-/3574 |
http://diamond.jp/articles/-/3574
「企業は政府には不可能な二つのことができる」(『断絶の時代』)
ドラッカーは、企業は事業をやめることができ、しかもやめざるをえなくなることがあると言う。いかに頑固であろうと、市場の試練には抗し切れない。
さらにドラッカーは、企業は社会が消滅を許す唯一の組織だと言う。病院や大学はいかに役に立たず生産的でなくとも、戦争や革命でも起こらない限り、その消滅は社会が許さない。
企業は利益を上げる。逆にそのことによって、損失を被るリスクを負う。このリスクが企業の強みにつながる。あらゆる組織のなかで、企業だけが業績の試練を受ける。利益が企業の評価基準になる。
いかに陳腐化しても、病院はコミュニティに必要とされる。最低水準の大学さえ、ないよりはましと言ってもらえる。コミュニティや卒業生がわれらの大学を守る。
消費者にはそのような感覚はない。長いこと使ってきた製品であっても、買う義務があるとは思わない。どれだけ便利か、どれだけ安全かだけを考える。役に立たなければ、メーカーが消滅しても残念には思わない。
利益を上げるなとの主張は俗受けする。だが、投資家の本当の役割は損をしうるところにある。その役割は、リスクを負い、損失を被ることにある。この役割を果たしうるものは、政府ではなく投資家である。
「私有であることが重要なのは、社会は倒産し消滅しうる組織を必要とするからである」(『断絶の時代』)
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>私有であることが重要なのは、社会は倒産し消滅しうる組織を必要とするからである
企業人のわれわれとしては、常に肝に銘じなくてはならないメッセージである。
倒産し、消滅しうる組織であるということは、すべての事業は倒産し消滅する運命にあるということを意味している。
それでも、自社を生き延びさせなくてはならない。そのために、新規事業開発が必要になる。すべての事業は必ず寿命を迎える。これは避けられない。それに代わる新しい事業を生み出さなくてはならないのだ。これを生み出す仕組みは個々の企業によって、それぞれの仕組み、方法を以て、機能させなくてはならない。
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