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3分間ドラッカー【第12回】難しいのは優先順位ではなく劣後順位の決定だ。Clipped from: http://diamond.jp/articles/-/1881 |
「いかに単純化し組織化しても、なすべきことは利用しうる資源よりも多く残る。機会は実現のための手段よりも多い。したがって優先順位を決定しなければ何事も行えない」(『創造する経営者』)
誰にとっても優先順位の決定は難しくない。難しいのは劣後順位の決定。つまり、なすべきでないことの決定である。一度延期したものを復活させることは、いかにそれが望ましく見えても失敗というべきである。このことが劣後順位の決定をためらわせる。
優先順位の分析については多くのことがいえる。しかしドラッカーは、優先順位と劣後順位に関して重要なことは、分析ではなく勇気だという。彼は優先順位の決定についていくつかの原則を挙げる。そしてそのいずれもが、分析ではなく勇気にかかわる原則だ。
第一が、「過去ではなく未来を選ぶこと」である。
第二が、「問題ではなく機会に焦点を合わせること」である。
第三が、「横並びでなく独自性を持つこと」である。
第四が、「無難なものではなく変革をもたらすものに照準を当てること」である。
「容易に成功しそうなものを選ぶようでは大きな成果はあげられない。膨大な注釈の集まりは生み出せるだろうが、自らの名を冠した法則や思想を生み出すことはできない。大きな業績をあげる者は、機会を中心に優先順位を決め、他の要素は決定要因ではなく制約要因にすぎないと見る」(『経営者の条件』)
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新規事業開発における教訓に満ちている。
過去ではなく、未来を選ぶことはいうまでもない。
問題ではなく機会に焦点を合わせること。これがなかなかできない。だが、問題に焦点を合わせると、絶望に陥り、断念することになる。機会に焦点を合わせることで突破口が開ける。
横並びでなく独自性を持つこと。独自性は奇をてらわなくともよい。組み合わせの妙で、自社にしかできない何かを見出すことに解があることが多いのではないか。
無難なものではなく変革をもたらすものに照準を当てること。これもそのとおり。新規事業開発と言うからには、次の時代のメインストリームを担うものを提案したい。
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