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3分間ドラッカー【第194回】明日をつくる者としてわれわれの今日の生き方が問われているClipped from: http://diamond.jp/articles/-/8131 |
「明日というものは、無名の人たちによって今日つくられる」(『マネジメント・フロンティア』)
ドラッカーは、人の幸せの基盤たる文明をつくる者は、財とサービスを創出する機関である"組織"で働く普通の人であるという。
明日というものは、「この企業の社長、あの企業のマーケティング部長、あちらの企業の研究部長、向こうの企業の監査役によってつくられる」。
過去を振り返れば、この世界はあらゆる破局から再三再四よみがえった。20世紀には2つの大戦と大恐慌があり、スターリンとヒトラーがいた。大勢が死に、多くが破壊された。他の世紀でも歴史に残るような災厄が、それこそ10年ごとに襲っていた。
それにもかかわらず、そのつど人類は立ち直り、経済的、社会的、さらには政治的にさえ、一つの方向性と回復力を取り戻してきた。
その奇跡にドラッカーは驚き、しかもその主役が、政治家や官僚や大学教授ではなく、勤勉に働く普通の人たちであることを見出し、敬意を抱いた。
そしてドラッカーは、その普通の人たちの活力を引き出し、さらに国を発展させる方法としてマネジメントを確立したのであった。
われわれもまた、明日をつくる者として、文明の担い手としての自負と責任が要求されているのである。
「明日がどのような種類のものになるかは、組織に働く普通の人たちの、知識、洞察、先見、能力にかかっている」(『マネジメント・フロンティア』)
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明日がどのような種類のものになるかを、組織に働く普通の人が影響力を及ぼす最大の手段の一つが新規事業開発であると考えている。
普通の人たちは、既存事業の中においては、普通のことをやることを求められる。それが組織の組織たるゆえんでもある。
決して、普通の人が普通のことをやるということの価値が低いというのではない。それは重要なことであり、社会にとっても、組織にとっても必要であり、尊い貢献なのである。
だが、新規事業開発を得意とする普通の人も同時に存在する。そうした者たちが自らの存在意義、やっていることの意義を自覚できる環境を作っていかなくてはならない。明日を変えてゆくために、それが必要だと思うのだ。
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