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3分間ドラッカー【第82回】 有能な人材をカネで懐柔はできないClipped from: http://diamond.jp/articles/-/3272 |
http://diamond.jp/articles/-/3272
「いかなる組織といえども、有能な人材を惹きつけられなくなれば、内部崩壊が始まる。その結果生ずる長期衰退を逆転させることは至難となる」(『マネジメント・フロンティア』)
有能な人材は不況時でさえ、挑戦や機会がなく、何事かを達成できないところにはとどまらない。仕事の内容を大きくし、挑戦のしがいのあるものにしなければならない。
ところが、われわれは相も変わらず、カネがすべてと思っている。そのため、カネを持っている者が主人であるとの考えに固執する。
しかも一流の人材を、月給やボーナスやストックオプションによってつなぎとめようとする。それでは彼らをとどまらせることも、フルに力を発揮させることも不可能である。知識労働者をカネで懐柔することはできない。
知識を基盤とする産業の場合、その成否はどこまで知識労働者を惹きつけ、とどまらせ、やる気を起こさせるかにかかっている。どこまで価値観を満足させ、位置づけを与えることができるかが鍵である。
ドラッカーは、そのためには彼らを部下ではなく同僚として、高給の社員ではなくパートナーとして遇さなければならない、とまで言う。
「フルタイムの従業員をボランティアのようにマネジメントしなければならない。彼らには組織を移る力がある。実際に辞めることができる。彼らは、知識という生産手段を持っている」(『ネクスト・ソサエティ』)
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新規事業開発というものは高度にチャレンジングな知的作業だと思っている。一流の人材にチャレンジングな機会を与える新規事業開発の事例を示したい。それが、自らを新規事業開発へと駆り立てる原動力でもある。
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