第8回は「決定版 リアル・オプション―戦略フレキシビリティと経営意思決定」です。
>戦略の柔軟性を加味して投資判断を行え!
リアル・オプションとは、不確実な将来に対して、企業がとりうる戦略上の柔軟性(フレキシビリティ)をオプション理論で評価し、経営の意思決定を強力にサポートする手法である。
>戦略の柔軟性に伴う評価上の変数を加味せよ!
リアルオプションの価値に影響を与える6つの変数とは①リスキーな原資産の価値、②行使価格、③行使期間、④リスキーな原資産の標準偏差、⑤オプションを保持している期間におけるリスクフリーレート、⑥原資産から払い出される配当である。
>リアルオプション導入のプロセス
①DCF評価モデルによって、柔軟性を考慮しない場合の現在価値算出
②イベント・ツリー分析を利用して、不確実性をモデル化
③経営上の柔軟性を特定・反映させ、ディシジョン・ツリーを作成
④リアル・オプション分析を実施
新規事業開発において、イベントツリー分析を行うことは困難な作業である。だが、ここで想定されるケースをどれだけ考え出せるかがポイントであることに反対する者はいないであろう。要するに、とりうるオプションをどれだけ考え出せるかがポイントと言っているのだが、これを生み出すプロセスから得るものは必ずある。
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