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MBA必読文献のエッセンスから新規事業開発を考える 第7回 「企業価値評価」 |
第7回は「企業価値評価」です。
>「投下した資産が資本の機会費用を上回るリターンを生み出すことで価値が創造される」
つまり、単にリターンを上げるだけではだめ、ということで相対的な資本効率を考える必要がある
>「将来キャッシュフローもしくはエコノミックプロフィットの現在価値を最大化する戦略をとることで、価値が創造される」。目先の利益ではなく、将来にわたり拡大再生産できる事業性を持つ投資を行うべきである。
>「ROIC(投下資本利益率)の資本コストを上回る限り、成長により価値が創造される」
あくまで投下資本に対する利益を評価すべきである。(ROIC=税引後営業利益÷投下資本、投下資本=純資産+有利子負債)
>「株価は企業の将来の業績への市場の期待で決まるものであるが、市場の期待は正確な業績予測によるものとは限らない」
>「株主が得るリターンの大きさは、主として企業の将来の業績への期待(株価)と実績の格差で決まる」
新規事業開発においても、相対的資本効率、将来にわたり拡大再生産できる事業性、投下資本利益率を強く意識する必要があるのは当然のことである。
ここで注目したいのは、株価が「市場の期待」で決まるように、新規事業の扱いは「社内の期待」で決まるということである。新規事業の正確な業績予測はどんなに精度を上げても不可能である。誰も正確な業績予測などできないのであるから、「期待」で扱いが決まるということはある意味避けられない。
新規事業の成果は、社内の期待と実績の格差で決まるといってもよいであろう。新規事業というものは、すべからく、期待されないで始まるケースがほとんどであろう。したがって、格差が大きいということはそれだけ大きな成果を上げたということである。
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