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MBA必読文献のエッセンスから新規事業開発を考える 第29回 「企業戦略論 上・中・下」 |
第29回は「企業戦略論 上・中・下」です。
>1.持続可能な競争優位性はその企業に希少で模倣が困難な経営資源の存在である
経営資源には、「タンジブル(目に見える)な資源」のみではなく、技術力、ブランド、特殊な専門性や組織文化などの「インタンジブル(目に見えない)」な資源も含む....実際は、企業の持つ経営資源を①V=Value(価値)、②R=Rareness(希少性)、③I=Imitability(模倣可能性)、④O=Organization(組織)、つまりVRIOという4つの視点から企業の競争優位性が「持続可能かどうか?」(=真の競争優位)を分析する。
>2.すべての戦略論も、最終的には内部資源の評価で決まる
>3.業界構造はやはり重要
新規事業開発に従事していて、VRIOのうち、見落としがちなものはI=Imitability、O=Organizationではないだろうか。V、Rはそれなりに注意を払っていると思うのだが、I=Imitabilityの評価はよほど注意していても、甘くなりがちなのは否めない。
O=Organizationについては、新規事業開発という業務の性格上、ある意味、独立して動いていく、動かざるを得ない状態が長く続くために、見落としがちな傾向を意識しなくてはならない。実際には、事業化フェーズに入った時に、自社組織の実行能力が決定的な要因となる。
これらのことを常に自戒して、考えをめぐらせておくことが必要である。
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