Sep 12, 2010

3分間ドラッカー【第27回】組織の文化が能力と仕事ぶりを決定する

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3分間ドラッカー【第27回】組織の文化が能力と仕事ぶりを決定する

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2つの言葉が、あるべき組織の文化を要約する。その1つが、鉄鋼王アンドルー・カーネギーの墓銘――己れよりも優れたる者の助けを得る技を知る者ここに眠る、である。もう1つが身障者雇用キャンペーンのスローガン――重要なことはできないことではなくできること、である」(『現代の経営』)

 人を動機づけ、献身と力を引き出すもの、最善を尽くさせるものが、組織の文化である。

 優れた組織の文化は、仕事本位である。あくまでも人の強みに焦点を合わせる。一人ひとりの人間の卓越性を完全に発揮させる。卓越性を見出し、認め、助け、報いる。そして他の者の仕事に貢献するよう導く。

 優れた文化は、できないことではなく、できることに焦点を合わせる。それは、組織全体の能力と仕事ぶりの絶えざる向上をもたらす。昨日の優れた仕事を今日の当然の仕事に変え、組織は強化されていく。

 組織の文化とは仲よくやっていくことではない。大切なのは仲のよさではなく、仕事ぶりのよさである。

 ドラッカーは、仕事から得られる満足に基づかない人間関係は、人間関係として貧しいだけでなく、組織の文化としても貧しいという。人を成長させるどころか萎縮させるという。

 「優れた組織の文化が存在することによって、投入した労力の総和を超える力が生み出される。そのとき力の創造が行われる」(『現代の経営』)

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新規事業開発に従事していると、「組織の文化」なるものの存在を強く意識させられる。組織の文化とはOSのようなものである。そのOS上で機能するように動かなければ、成果を生み出すことはできない。

そのためには、妥協と思えること、信念を曲げる思えるようなことをしなくてはならないことがままある。だが、それがゴールに到達するためという一点から外れていないか。その点を強く意識し続けることである。

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